東京プリンと本企画に賛同したアーティストが歌い繋いだコラボレーション楽曲。事実上「東京プリン」最終作。1997年10月「携帯哀歌」でセンセーショナルなデビューを飾ったが2011年、デビューから15年の月日が流れた彼らに残酷な現実が突きつけられる。それはメンバー、牧野隆志に通告された病・・・「肺線がんステージ4」。牧野氏は余命数年と言われた中、今年2月7日に死去するまでその病と懸命に闘った。家族を守るという使命感に駆られる一方で、死の恐怖に怯えながら。そして、闘病においてのこの心情こそ、アーティストとして世に問うべきメッセージではないかと気が付かされる。今を生きる人たちが、誠実に実行しなければならない心構え。世の人々に伝えたい。