24日午後1時頃、田野畑村の国道45号線をテレビ岩手の取材スタッフが車で走行中、子グマが道路を横断した。あたりを探したところ、国道から約5メートル離れた場所にある木に体長50センチ程の子グマ2頭が登っているのを発見し、撮影した。 子グマは人とカメラを気にしてか、たびたび視線を向けるものの、2頭で遊ぶように木を登ったり下りたりしていた。親グマの姿は見えなかったが、撮影した場所から200メートル程の場所には産地直売所や民家などもあり、近くに住む人は心配した様子だった。 田野畑村役場によると、今年はクマの出没情報が例年の倍以上あり、ケガ人は出ていないが、役場では村内3か所にワナを設置したほか、防災無線で注意を呼びかけている。(06/25 08:19)