TPP交渉におけるアメリカの振る舞いは、日本で伝えられているのとはかなり違っています。日本ではいかにもアメリカがジャイアン的行動をしているかのように。日本とアメリカの2国間協議のみが滞っており、日本は何をぐずぐずしているのか。といったようなことを言う人たちがしたり顔でTVでしゃべっています。実際はかなり違うのです。アメリカ国内にもTPPに反対する勢力があり、その数は次第に増えていったのです。アメリカの農業団体や畜産業団体、労働組合などが様々な形で圧力をかけました。農協新聞とワラック氏のブログより引用。次回VOL8ではTPP交渉の現状について勉強しましょう。今盛んに「グローバル、グローバル」なんて叫んでいる人たちはそのうち顔を上げて外を歩けなくなるでしょう。