日本映画の独特な暗さを日本人は嫌がる傾向があるように思いますが、
元々日本人は静かで大人しい気質があるので、日本映画をリアリティを持って
見てしまうのかもしれません。
本屋さんで「傑作青春シネマ邦画編」を立ち読みして、
この「青春の殺人者」が大変高く評価されていたので早速見てみました。
水谷豊の生々しい若者の苦悩の演技は、洋画にはない日本映画ならではの
味わいがあります。そして、17才の未熟さと可愛らしさを
原田美枝子がとても魅力的に演じています。
ニコ動は邦画には厳しいですが、なんとか削除されずに、
この作品を見る人が1人でも増えることを願っています。