宇都宮城は、藤原宗円(そうえん)が前九年の役(1051~1062)での功により
与えられた宇都宮の地に館を建てたのが始まりとされています。
宗円(宇都宮氏祖)以後、宇都宮氏の城として、宇都宮国綱が豊臣秀吉に
改易されるまでの500年以上に渡って宇都宮氏が支配していました。
宇都宮氏の後は、浅野長政、蒲生秀行等が入城しましたが、本多正純の時に、
将軍暗殺を謀ったとされる「宇都宮釣天井事件」の舞台となりました。
江戸時代には北関東随一の大城郭となりましたが、戊辰戦争で、
政府軍と幕府軍の戦闘の舞台となり、城の大部分を焼失してしまい、
第二次大戦後は、ほとんどの堀や土塁もなくなり、現在は本丸だけが公園と
して残っています。
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