稲毛 幸子 著
http://amzn.to/1nHgdXC「五族協和・王道楽土」――約70年前、多くの日本人がこのスローガンの元、
満州(現 中国東北部)に渡った。当時20歳だった幸子も夫とともに満州に渡り、
現地で産んだ二人の娘と慎ましくも幸せな生活を送っていた。
しかし、ソ連の参戦で、その生活は一気に暗転した。
ソ連兵や現地人による略奪・殺人・拉致、強姦、そして極寒・飢餓……。
戦争に負けたが故に、生きられる者も助からず、
いつまでこんな戦禍の後遺症を背負って生きて
行かなければならないのでしょうか。
その宿命はあまりに重すぎます。
神風よ、いずこに――
嘘でもいいから吹いてきて欲しかった。
ハート出版の書籍
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