ちょっとだけ音質を良くして再up。アレクサンドル・グラズノフ(1865〜1936)は「アルトサクソフォーンと弦楽オーケストラのための協奏曲」や「ライモンダ」などの作曲者として一部のクラシックファンや吹奏楽ファンには有名なロシアの作曲家。この曲は第一次世界大戦中に連合国国歌によるパラフレーズとして編曲された。現在広く用いられているエッケルトの編曲による君が代は日本の「静」の文化を留意しつつ編曲されたのに対し、こちらは「そんなもん関係ねぇよ」と言わんばかりのロシア国民楽派の流れを受け継いだド派手なロシアンオーケストレーションに仕上がっている。