民主党代表・海江田万里氏は、衆議院議員に当選する1993年までに、「経済評論家」として複数の雑誌、書籍などで安愚楽牧場の和牛預託商法(和牛オーナー制度)を紹介し投資を推奨していた。2013年2月18日、全国安愚楽牧場被害対策弁護団と被害者の一部が、約6億1,000万円の賠償を求めて東京地裁に民事提訴した。海江田氏は2012年12月25日の民主党新代表就任記者会見で「20数年前のことで、私も自分の金を出しており、時期がきて終わったことだ」と説明しているが、被害者弁護団長の紀藤正樹は「海江田氏は経済の専門家として記事を書いた点で責任は重い」として批判している。