『銀座カンカン娘』は1970年代初めに、台湾のテレサ・テン(
sm24996476)やシンガポールのサクラ・テン(
sm24996551)が北京語でカバーしていましたが、台湾語カバーには「西門町浪漫小姑娘(
sm23255577)」と「中正路浪漫小姑娘」があって、地名の部分を除いて歌詞はまったく同じ。西門町は日本統治時代からの台北の繁華街で、「銀座」の代わりに西門町。一方で、中正とは蒋介石のことで、台湾ではどの町にも繁華街に中正路という道があるので、日本各地の「××銀座」の代わりに中正路。で、カンカン娘を訳して「浪漫小姑娘」みたいですが、そもそもカンカン自体には何の意味もないそうで…。歌詞の内容はオリジナルとほぼ同じで、可愛い女の子が誰を待つのか行来行去(ブラブラ)したり、手表(腕時計)を眺めてニヤニヤしたりと。