2015年4月25日18:35:11戦後、ソビエトによってシベリアに抑留された元日本兵が体験を語る会が、札幌で開かれています。この会は、札幌のボランティアグループが、学校でも教えられることが少ない終戦後のシベリア抑留の歴史を多くの人に知ってもらおうと、毎月、市内に住む抑留体験者を招いて開かれています。西野忠士さんは、1945年に当時の満州に出征し、終戦後、ソビエトによってシベリア奥地の収容所に送られました。わずかの食料で氷点下30度以下の冬を越した体験や、重労働が続く中で多くの仲間が亡くなっていたことを生々しく語りました。この「シベリア抑留体験を語る会」は、毎月1回開かれる予定です。