中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大する韓国で、国民の間に不安が広がり、MERSやその予防に関するさまざまな情報が広がっている。MERSとはどんな病気なのか? また、巷で伝わる情報は正しいのか?韓国医学研究所・感染内科の申尚医師が中国・新華国際の取材に答え、解説した。新華網が17日伝えた。 申医師はまず、MERSがMERSコロナウイルスが引き起こす呼吸器疾患で、2012年に初めてサウジアラビアで確認されたこと、コウモリやラクダを介して人に感染するとみられること、また、今のところワクチンや治療薬がないことを説明した