懐かしい手紙が出てきた。 差出人の名前は非常によく俺が知る人物
だが俺はこの手紙を開けるのが怖い
新たな戦いが待っているからか? さんざん罵倒されてきたからか?
否。 俺はそんなことより・・・この期待を裏切られることが何よりも怖い
もう一度ともに戦える。 そんな淡い期待を打ち砕かれることが俺は何よりも怖いんだ
「やっと見つけたぞテメエエエエエエ!!」
だがそんな考えが・・・馬鹿らしかったということに気づく
俺はまだ手紙を開けてはいないが、その中身はきっとこの少女が紡ぐぶっきらぼうな一言しか書かれていないんだろう
「ほら、さっさと来いこの駄馬!」
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