2015年の5月中旬、福島県相馬市にある相馬中村城址を訪れました。
築城年代ははっきりとしませんが、平安時代初期の延暦年間(800年頃)に
坂上田村麻呂が築城したのが始まりとされています。
南北朝時代の1337年(延元2年)には、周辺を配下とした中村朝高がこの地に
中村館を構え、戦国時代を迎えると相馬氏の支配下となりました。
1611年(慶長16年)、相馬利胤が小高城から中村城へ本城を移し、幕末まで
中村藩六万石の政府となりましたが、戊辰の役で落城し、明治を迎え廃城と
なりました。別名は馬陵城です。
縄張りが独特で、梯郭式や稜堡式として分類している方もいるようです。
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