1992年の香港のテレビ番組から。典型的な中華メロディのようですが、原曲は霧社事件(台湾先住民による抗日蜂起事件)の犠牲者の娘・佐塚佐和子(サワ・サッカ)が1939年に台湾で歌った『蕃社の娘』。戦後なぜか娘十八花盛りという内容の歌になって、中華圏で大ヒット。この番組で広東語版を歌ってる男性3人組は草蜢(グラスホッパー)、女性は周慧敏(ビビアン・チョウ)と呉君如(サンドラ・ン)、王靖雯(シャーリー・ウォン)。赤い服を着た王靖雯はまじめに口パクしてない、踊りもちゃんと覚えてないし、大陸出身のダサさが出てますが、この年、中島みゆきのカバー(
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