レーガーの有名作で傑作というと「他人の主題による」と名の付く作品ばかりではないかと思うのですが、オリジナルであるこの曲のパッサカリアも佳作として知られるべきだと思います
昔、レーガーの室内楽とオルガン曲、ピアノ曲の全てを聴いたことがあります(大半は楽譜と共に)が、この作品127は彼らしさが傑出した名作だと思いました
パッサカリア部分は淡々とした変奏が25回続くだけのパートなのですが、心を打ちます
主題がソプラノに浮上した2つの変奏が私は好きです
当初オルガン音源で作っていましたが、ボカロで演奏するために多くを打ち直しました
画像は露国画家カンディンスキが作曲と同年に描いた「第七コンポジション」(PD)です
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