(東京都) 京セラやNECなどが、吐く息のにおいを分析して健康管理などに役立てる新しい技術の発表会を開いた。 MSSと呼ばれる1円玉より小さいセンサーは、においの元となるガスの分子や吐く息に含まれるDNA、タンパク質などの生体分子を測定することができる。このセンサーと、京セラが持つ技術を使った測定システムや、NECが持つデータ解析技術などを組み合わせることで、将来的にはがんの早期発見などもできるようになるとしている。また、このセンサーを使えばワインの産地を見分けることも可能という。 京セラなどは2年後の製品化を目指している。[ 9/29