日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命の3社は、4日、東京証券取引所に株式を上場し、社長らが出席して記念のセレモニーが行われます。3社の株式の売り出し価格は、知名度の高さなどから投資家の関心が高く、3社とも当初示していた価格帯の上限で決まり、日本郵政が1400円、ゆうちょ銀行が1450円、かんぽ生命が2200円となりました。売り出し価格をもとに計算した3社を合わせた時価総額は13兆円を越え、28年前に上場したNTTに次ぐ大規模な上場になります。市場関係者によりますと、配当の条件がよいと受け止められている一方、法律上の規制によって、ゆうちょ銀行は企業への融資ができないなど、上場後の経営について慎重な見方もあるということで、…