「はいり、なんやその身体、あたいと会ってない間、何があったんや・・・・」
「・・・・」
ガレキの山と化した首都のど真ん中、クレーターの開いた大地にたたずむのは
その穴を開けた“人間のようなナニカ”だった
自分がよく知ってる人間の変貌を前に、顔を真っ青にしているのは高田健志である
「一体なにが・・・」
高田健志の傍らで口を開けたまま棒立ちしているのは加藤純一ことうんkちゃんだ
「・・・・!!!」「なんやあれ」
高田健志がふと太陽の方に目を向けると
それを覆うような漆黒に身を包んだ男が笑みを浮かべていた
「このバケモン、とてもいい被験体ですわぁ・・・」
2073年12月24日 この瞬間から戦いは始まった....