「経る時」は、ユーミンの多数の名曲の中でも一番好きな曲です!この曲が流れ、ふと、気がつき立止まり、聴き入り、懐かしさを大切にする人は、きっと幸せな人、桜は、季節の中、一人きり、孤独に震えています、ですが、暖かな春の光が、世界を満たし、若い草花が目を覚まし始めるのを、おずおずと、見守っていた桜も、まるで恋を知った乙女そのもののように、この世界の光を集めて、輝くように花開きます、そして砂時計に時が満ち、花びらたちは、桜の木から、静かに舞い落ち、地上に消えていきます、まるで別離の悲しみと適わなぬ恋心をいだいたまま、虚ろな足どりで立ち去る娘、そのもののように、松任谷由実さんの素晴らしさにも、驚きますが、この曲に注目し、選び出したひろビッチさんにも、敬意を表します