海外ではウケの良い弦四の名作『ミニマックス』の1曲です
この曲集は冗談音楽として知られますが、そもそもはヒンデミットが軍楽隊の演奏に触れた際「(音楽への)志しの低さ」「不勉強」を嘆き怒り揶揄して作ったものです
ヒンデミットも提唱した「実用音楽」の理念を強く感じる作品で、サティの提唱した「家具の音楽」の非業を、図らず(?)も為し得た現代の音楽模様を再考させられる曲でもあると思います
この曲の様々な演奏風景を眺めていると、笑いが侮蔑に由来することに気付くが、その皮肉に私たちは気付かなければならない
だから私はワルツを奏でるのだ
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