名古屋で昔起きた、アベック殺人事件や、東京のコンクリート詰め女子高生殺人事件など特に青少年がかかわった重大犯罪の判決が軽いとか重いとか、更生の可能性があるとかないとか・・・そういったニュースが基になってます。で、その事件とは別に犯罪を犯した少年が更生していく、ややもすれば感動のエピソードとして取り上げられていることに違和感を感じた僕は、それと対比して自分は犯罪も更生もない替わりに、「普通」という日々に狂気を感じ、思い悩む・・・そんな人のほうが世の中には圧倒的に多くいるのではないか、と思いこの歌を作りました。この歌を「昔はヤンチャしたけど、今は丸くなったよなぁ」って人が聴いたり、そういう人たちを更生させている人からすると、腹立たしい歌かもしれません。