2015年の2月上旬、神奈川県小田原市にある小田原城を訪れました。
築城時期ははっきりしませんが、15世紀初頭に大森氏が築いたとされ、
北条早雲が入城後、二代目氏綱より後北条氏の本城として関東進出の拠点となりました。
永禄4年(1561)に長尾景虎(上杉謙信)、永禄12年(1569)に武田信玄の侵攻を受けますが、
北条氏康・氏政父子は籠城策によりこれらを退けました。
その後、三の丸の外郭を拡張し、大外郭(総構)は全周約9kmと戦国屈指の巨城となりました。
天正18年(1590)、豊臣秀吉の20万とも言われる軍勢の前に北条氏直は降伏し、
江戸時代には大久保忠隣、稲葉正勝・正則等が普請し、近世城郭となり、現在の小田原城の原形ができあがりました。
明治を迎え廃城となりました。
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