■重大な副作用とは・厚生労働省が新たに「重大な副作用」に追加するよう指示したのは「小腸・大腸の狭窄・閉塞」。突然の激しい腹痛や食べ物が逆流して吐き気・おう吐などが起こる場合があるという。・厚労省によると、医師が処方した医療用のロキソニンで、3年間で5人の小腸や大腸に副作用とみられる腸閉塞などの症状が出たという。■服用時に気をつけることは・ロキソニンは、炎症や発熱を抑える効果がある一方で、長期間服用などした場合、胃腸の保護機能を弱め潰瘍が起きる副作用の可能性があるという。・薬剤師「服用して3日から5日間で症状の改善がなければ、医療機関の方に受診していただければと思います」