2015年の3月下旬、山梨県甲府市にある躑躅ヶ崎館を訪れました。
永正16年(1519)年に武田信虎が築城したとされ、
武田晴信(信玄)、武田勝頼と三代に渡って甲斐武田氏の本拠地でした。
東西200m、南北190mの範囲に土塁や堀、石垣等の遺構が残っていますが、
特に石垣は武田氏以降の城主や後の武田神社の造営で造られたものです。
西曲輪と主郭間の堀や土塁等は立派ですが、やはり館の域を出ない感があります。
本格的な籠城の場合、背後の要害山城に籠るので館程度でよかったのでしょう。
武田氏滅亡後、織田氏、徳川氏と支配が変わりますが、
甲府城が築城されると廃城となりました。
動画の後半は館周辺の武田氏関連の史跡も訪れています。
お城→
mylist/37297571