第五章です。
サムネの人物はスタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキです。今回活躍されたポニャトフスキ将軍の息子であり、ポーランド最後の国王でもあります。
アメリカ憲法に続く欧州で最初の近代的な成文国民憲法を制定したのですが、列強はこれを「危険思想」と判断。3回に及ぶ分割(なお1回目は憲法制定前)によってポーランドは約120年間消滅することになりました。
また、ロシアのエカチェリーナ2世との間に娘をもうけるほど「親密な仲」にあり、彼女の後ろ盾で国王になったものの、これに反発する貴族による内輪もめを引き起こすことになり、より諸外国の干渉を招くことになったこともポーランド分割の原因でもありました。
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