2015年の5月下旬、静岡県浜松市にある浜松城を訪れました。
元亀元年(1570)、遠江(静岡県西部)をほぼ制圧した徳川家康が築城しました。
元々は駿河守護の今川氏の曳馬城が浜松城の北東にありましたが、
曳馬城を取り込む形で築城されました。
元亀三年(1572)、武田信玄の大軍が浜松城の北を通り過ぎようとしたので、
家康は果敢にも三方ヶ原で合戦を挑みましたが、完敗して命からがら浜松城へ退却します。
家康の関東移封後は堀尾吉晴が浜松城主となりますが、関ヶ原の合戦後は
再び徳川氏に服属し、以後は譜代大名の居城となりました。
天下を取った家康と江戸時代を通じて城主が老中等に出世することから、
出世城とも呼ばれています。
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