大橋直久(ヒーリングセミナー講師)が、心の支えになった言葉を音楽と共にお送りいたします。
●カント「人間は安楽に満足していきたいと思うが、自然は人間が安楽と無為の満足に甘んじさせず、労苦や労働に打ち克つ手段の発見に知恵を絞らせようとして、労苦や労働の中に人間を放り込む。」
イマヌエル・カントは、ドイツの哲学者。プロイセン王国出身の大学教授である。『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』の三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における、いわゆる「コペルニクス的転回」をもたらす。フィヒテ、シェリング、そしてヘーゲルへと続くドイツ古典主義哲学の祖とされる。