『ツーレロ節』はドリフの歌が流行りましたが、昭和30年代には小林旭が歌い、さらに遡ると戦前に海軍の『シャンラン節』を、芸者歌手の美ち奴がレコード化してヒットしたもの。で、その『シャンラン節』は「台湾民謡」だそうですが、台湾では『ツーレロ節』は日本の歌ということになっていて、お互いにルーツをなすり付けている状態。『ツーレロ節』の台湾語版は小林旭のバージョンをカバーした軽快な「心心相愛(
sm25183182)」がメジャーですが、もう1つのカバー「春宵舞伴(
sm25184607)」はどのバージョンをもとにしたのか謎。さらにそれをマレーシアで現代風?にアレンジしたのが「亜伯跳迪斯可」。タイトルを訳せば「おっさんディスコで踊る」。邱清雲は客家語の歌で人気が出た「客家歌王」ですが、実は福建人。