2016年5月30日去年10月、徳島市で盲導犬を連れた視覚障害者の男性をトラックでひいて死亡させたとして過失運転致死の罪に問われた39歳の会社員に対し、徳島地方裁判所は「基本的な注意義務を怠った過失は大きい」などと指摘して執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。徳島市の会社員、福本亮被告(39)は去年10月、徳島市新浜町の市道でトラックをバックさせているとき盲導犬を連れた視覚障害者でマッサージ師の山橋衛二さん(50)をひいて死亡させたとして過失運転致死の罪に問われています。トラックはバックする際周囲に注意を促すブザーを切った状態で、被告はこれまでの裁判で「取り引き先から騒音を怒られブザーを切っていた」と説明していました。