6月14日「三菱東京UFJ銀行」は、日銀のマイナス金利政策の影響で国債を保有することが負担になっているとして、国債の入札に有利な条件で参加できる特別な資格を国内の大手銀行で初めて国に返上することになりました。関係者によりますと、「三菱東京UFJ銀行」は国債の入札に有利な条件で参加できる「国債市場特別参加者」と呼ばれる資格を国に返上する意向を財務省に伝え、近く、正式に返上する見通しになりました。この資格は、国が、国債の安定消化を図るため大手の銀行や証券会社に付与しているもので、財務省と意見交換ができる一方、すべての入札で、発行予定額の4%以上の応札が義務づけられます。