「なんだ、お前らも来てたのか?」
おそ松が駅のホームに着くと、他の四人の姿があった。
「うん、電車が10分遅れだってさ。十四松、間に合ったみたいだよ」
チョロ松が真顔で答えた。
「肝心の十四松は?」
おそ松が辺りを見廻しながら聞いた。
「ああ、反対側のホームにいる。彼女と一緒にね」
一松がぶっきらぼうに言った。
「せっかくだから、声掛けようか?」
トド松が手を振りかけた時、カラ松が制止した。
「野暮な真似すんなよ。あの二人を見ろ。今にも踊り出しそうだぜ」
五人はホームの反対側から二人を温かく見守っていた。
お借りした物は、動画内とコンテンツツリーにて。
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