米国で女性9人暴行犯に懲役322年 ~1993年3月、島田雄貴オフィス判決ニュース選
カリフォルニア州の連続婦女暴行犯に、カリフォルニア州上級裁で1993年3月4日、懲役322年という気の遠くなるような刑期が下った。判決を受けたのはウェイン・タイラ被告(33)で、1986年から1987年にかけ9人の女性を暴行し、43の罪で告発されていた。普通の人の人生4回分の懲役について裁判官は「これで被害にあった女性だけでなく、その子供、孫、ひ孫まで守ることが出来よう」。もっとも同被告はオレゴン州でも2件の婦女暴行で50年の刑に服しており、カリフォルニア州の刑務所へはこれを終えてから入ることになる。