冬は体から湯気が立つほどの筋トレ
夏は汗が絞れるくらいの反復練習
3度の飯を5度に増やしても栄養が足りないほどの練習量をこなしても
演技はたった3分間
例えるならそれは
春に花咲く桜のように
夏の夜空の花火のように
長い準備期間をへても
たった一瞬、大輪の花を咲かせて儚く散っていく。
でもその一瞬に、それまで彼らの費やした全てが凝縮されているからこそ
彼らの演技には見ている人の心を動かす「感動」があるのだと私は思います。
大人の事情によって競技の存続が危ぶまれる一方、今日もたった3分間、その一瞬のために日々練習を続ける彼ら1500人の男子新体操選手がいます。
どうか彼らの汗と涙が報われますように...