マツダのオート三輪「K360」に搭載されていた、空冷V型2気筒のエンジンです。馬力・トルク共に現代における軽トラの半分以下でしかありませんが、それでも最大積載量は300kgと現代の350kgと比べて50kgの差でしかありません(実際の現場で何kg積んでいるかはまた別の話ですが)。当時は未舗装路も多く、オート三輪における実用的な速度域では問題無かったのでしょう。エキパイが短く加工されている為、排気音が独特です。
マツダ BA型
出力 : 11馬力/4,300rpm 2.2kg-m/3,000rpm 約356cc
製造年代 : 1960年頃 (昭和35年頃)
製造会社 : 東洋工業
所在地 : 広島県広島市南区小磯町
2015年白馬発動機運転会で見学させていただきました。
動画で辿る石油発動機の歴史
mylist/39931443・スペック・製造年代には推定を含みます。