(歴史)テノール(大貫浩史)+チェロ(安田謙一郎)「松村禎三さんお別れの会」が2007年9月にあり作曲は同10月、本作品には現存のモデルが二人いる。そのうちの一人は、私の高校時代の恩師で神道系育ちのクリスチャン村上光雄。日本中のカトリック教会のスケッチをして回っては展覧会を繰り返し開いており画集「やすらぎのカトリック教会」も出版。「いったい神というものは、諸々の宗教からいろいろに生まれてきた、つまり人類から生まれて来たものにすぎないのだろうか?私は氏が〝神の起源、存在、働き“を人類のそれらを超えたところからのものだと、人格の内臓”で強く実感しておられるのを覚えるのである。」とプログラムノートに記しておいた。