ヤゴコロ・レーニンは月面で初めて社会主義国家を作り上げた人物である。優れた賢者として月の都内の革命勢力をまとめ上げ、月夜見による神権政治を撤廃し、権力を獲得。月で初めての社会主義国の確立まで至った。しかし、レーニンによる政治活動は長くは続かず、自分の身内である姫とともに蓬莱の薬を飲んだことで穢れが蔓延。これによってトヨーヒメは、その権力を狙い、穢れの隔離という名目でレーニンを地上に追放、レーニンは実質的な権威を失うこととなる。更にトヨーヒメは玉兎から赤軍の創設、および指揮官として活躍してきたヨリヒメーとの後継者争いを制し、事実上の月の都の最高権力者となる。その後はとある東の国との第二次月面戦争、地獄合衆国との冷戦につながっていくこととなる