朝起きたら隣でみりあが寝ていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。何せ夢にまで見たみりあだ。
童貞の俺にもついにアイドルが出来てプロデュースが出来る。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、みりあは「プロデューサーは?プロデューサーどこにいるの?」って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。みりあは本当のプロデューサーと幸せになるべきだって。
やっぱりみりあの笑顔は俺に向ける笑顔よりプロデューサーに向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。
そんな夢を見た。
起きてスマホをみた。
みりあのガチャ更新が来ていた。
目から涙がこぼれた
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