メンヘンチックな画面から楽しさが溢れ出ている本作。
そんな、当時の光り輝くセガらしさとも言えるグラフィックの源流は何処なのか?
本作のデザインを担当したのは川崎吉喜。
川崎は大ヒットしたフリッキーのキャラクターと背景デザインを担当した人物。
業務用での担当はシンドバットミステリー(83.07)
フリッキー(84.05)、チャンピオンボクシング(84.11)を挟み
このサンちゃんで可愛らしい世界観は結実した感がある。
川崎のデザインの根幹には、当時のゲームセンターのイメージが悪く、
死ぬとか殺すといった要素を排除し、みんなが親しみやすい世界を作るという信念があった。
次作となる忍者プリンセスでも非常に“らしい”世界観を構築している。
その1→
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