カリフォルニア州の不法移民排斥措置、独自規制は違憲--米連邦地裁が判決~1995年11月22日(島田雄貴判決リサーチセンター)
◇州知事は控訴の意向
ロサンゼルスの米連邦地裁は1995年11月20日、カリフォルニア州の住民投票で1994年11月に可決された不法移民排斥のための「プロポジション(提案)187」を違憲とする判決を下した。「連邦政府が管轄する移民の地位をめぐる問題を、州が独自に規制することは許されない」との理由。カリフォルニア州ウィルソン知事(共和党)は「州の住民を失望させる不幸な判決」として控訴する意向を明らかにした。
「提案187」は不法移民に対し、緊急医療以外の教育、福祉など一切の公共サービスを中止するもの。住民投票では59%の支持を得ていた。
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