じんのひろあき作品
あらすじ:質屋「満喜屋」は明治23年創業、現在は三代目・幸彦(47)が営む老舗。この質屋はお金を貸す基準が少々違っている。若い人の夢の実現のためなら金目のものじゃなくてもお金を貸すというのだ。質屋とは、お金を返しに来なくても、その持ってきた質草を流してお金に換える、そんな素人でもわかる事を実践しない父親に息子の孝一(18)と健治(14)は不満を持つ。一風変わった質屋で繰り広げられる主人と客、または二人の息子とのやりとりを通して、人間にとって本当に大事なものは何かを描く。質草の品々で御当地四国らしさも出していく。FMシアターのサイトより抜粋