筐体、クランク、フライホイール…。何もかもが巨大な、昭和20年代に製造された石油発動機です。石油発動機の面白い点の一つは、高出力モデルを設計しようとする場合、単気筒のままボア&ストロークを拡大し、筐体の大きさも比例して大きくなる事です。このクボタ10DAはクランクケースカバーが解放され、大きなクランクとピストンが運動している迫力の様子が生き生きと感じられます。
クボタ 10DA型
出力 : 10馬力/500rpm
ボア&ストローク : 165mm x 210mm 4,488cc
製造年代 : 1953年頃(昭和28年頃)
製造会社 : 久保田鉄工所
所在地 : 大阪府大阪市浪速区
2015年水晶の湯発動機運転会で見学させていただきました。
mylist/39931443 mylist/57602834・スペック・製造年代には推定を含みます。