グラミー賞はアメリカの音楽界でもっとも権威がある賞とされ、今回で59回目となります。12日、カリフォルニア州のロサンゼルスで各賞が発表され、イギリスを拠点に世界各地で活動を続けるピアニストの内田光子さんが、ドイツのソプラノ歌手、ドロテア・レシュマンさんの伴奏を務めたアルバム「シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌」が最優秀クラシック・ソロ・ボーカル・アルバム賞を受賞しました。内田さんは静岡県出身の68歳で、これまでに数多くの国際コンクールで上位入賞を果たし、6年前の2011年にも楽器演奏の分野で最も優れた演奏家を選ぶ、最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞を受賞しました。