交響曲第104番ニ長調 Hob.I:104は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1795年にロンドンで作曲した交響曲で、ロンドン交響曲のうちの1曲。ハイドンの代表作のひとつであり、『ロンドン』の愛称で知られている。ハイドンはとにかくたくさんの交響曲を作りました。ベートーヴェンが9曲、ブラームスが4曲などであるのに対して、ハイドンは全部で106曲に及ぶ交響曲を残しているのですから、いかに桁違いかがわかるかと思います。あまりに曲数が多いため、区別するために曲の内容とは関係ない題名が、あだ名的につけられています。その中には「火事」「校長先生」「めんどり」など、冗談のようなものも少なくありません。