2年近くの歳月をかけ続けたこの鎌倉仏教シリーズも今回が最終回となります。最終回を締めくくるのは創価学会で、これは日蓮の弟子、日興の流れを汲む日蓮正宗から破門されて単独宗教法人として活動してるグループですが、もともとは日蓮正宗の大石寺にある日蓮上人直筆の板大曼荼羅を大本尊として礼拝してたのですが、破門されてしまった為、「信心こそ大本尊」という論法を使わざるをえなくなった状況ながら、その折伏力はすざまじく、現在国内最大宗教勢力となり、世界にも自称数千万の信者を抱える団体に発展しています。この創価学会が目指すところは何なのか? そこに焦点を絞り、できるだけ客観的に見て行きたいと思います。