お坊さんのお話を聞く機会がありまして、煩悩を振り払うべく真面目に聞いたんです。その講演の中で特に記憶に残ったのが、渇愛(かつあい)というものでして、人間というのは欲を満たすと、さらに強い欲が沸いてきて、それはあたかも、渇いた砂に水を注ぐが如し。というものだそうです。なるほど、つまり脳内の妹がおにいちゃんに口をきいてくれないのも、友達に兄妹はいないってラインでおしゃべりしていたのも、すべてはおにいちゃんが妹好きという欲に満足してさらに、もっと妹を大好きになってしまわないための行動だったんだね。大丈夫、おにいちゃんは妹がデレたって満足なんてしないから!むしろ、もっと冷たく!そう、虫を見るような目でサゲスンデ、足で踏んでくれたほうがイインダよ!グリーンダヨ。