2017年の2月下旬、岐阜県大垣市にある大垣城を訪れました。
天文4年(1535)、土岐氏一族の宮川安定が築城したと伝わり、
永禄2年(1559)、氏家直元(卜全)が城主となり、改修しました。
寛永12年(1635)、戸田氏鉄が城主となった後は戸田氏が幕末まで城主を務めました。
西美濃のほぼ中央に位置し、東は木曽三川、西は関ヶ原を抑える要衝の地であり、
天下分け目の関ヶ原の合戦では、大垣城は西軍の本拠地として、
石田三成等の軍勢がここから関ヶ原へ出陣して行きました。
江戸期には三重の水堀に囲まれた水の城でしたが、現在、堀を埋められ往時の姿を
偲ぶことはできません。
個人的には、山中城の戦いで討死した大垣城主を務めた一柳直末のことが思い出されました。
お城→
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