21世紀前半、度重なる核戦争によって汚染された地球から、「選ばれた者」百万人が、大多数の人々を置き去りにしてスターシップ公社のロケットに乗って、「新しい地球」へと移住する。スターシップ公社の日本代表木田隆の息子朔はその特権的な立場によって、そのロケットに乗るという権利を与えられる。朔は「新しい地球」で奇妙な建築物を発見する。その中に入ると人は若返って病気に強くなったので「治療塔」と名付けられた。その後、「選ばれた者」達は古い地球を侵略して植民地にしようと企てる。朔は父親の会社に反発し、公然とスターシップ公社を批判し始めるのだった。
解説:Wikiより