人の子は、このスワー・ローカを通り過ぎると、宇宙磁石(霊化した宇宙原子)の世界、マハー・ローカにはいる。これを構成するものは、顕現(波動;コトバ)、時間、空間、粒子(宇宙原子)の四つの観念である。第1章で述べたように、このマハー・ローカは、無知(アヴィディヤ)の現われであり、無知(アヴィディヤ)は、自己を個別的存在として認識する観念、自我意識(人の子)の根源である。このように、人(マーナヴア)は無知から生まれ、無知は前述の四つの観念の現われであることから、これら四つの観念を、四つのマヌ(人の起源)という。