最終回。休戦協定による平穏化への目論見が外れた警察は、ギャングの掃討作戦により力を入れ始めた。ギャングが200人死ねば、同じ数だけの犯罪が失くなると思っている国民。そんな世論の大多数意見を背に受け、作戦による死亡者が増加しようとも、2016年いっぱい続けると政府は公言している。しかし、警察による過度な武力行使は常軌を逸しており、それが無差別の大量虐殺に繋がると意を唱える者も出てきた。果たして、政府によるこの強硬策は、エルサルバドルに平和をもたらすことができるのだろうか。そしてギャングたちの頭の中にあるものは。