ギター伴奏で「波浮の港」を弾いてみました。作詩 野口雨情/作曲 中山晋平(昭和3年)
曲目解説
この歌は、昭和3年4月日本ビクター創立第1回レコードとして佐藤千夜子の歌で発売された後、7月には藤原義江の赤盤も出て、空前の大ヒットを記録した。
ところが、雨情が雑誌「婦人世界」の編集者の依頼で、絵葉書を見て「ハブの港」の詞を書いた為に、 「波浮の港からは夕焼けは見えない」「大島には鵜の鳥は棲んでいない」などと物議を醸した。また、「なじょな」という茨城県の方言を使ったのは、雨情の郷里に近い平湯港をモデルにしたからで、大島では意味が通じなかったという。(藍川由美)
立ち絵は、lenna2131969さんのイラストを使わさせていただきました。
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